2年に1度開催されている国際競技大会に、こもりやスクールは、今年も出場いたしました。 今回は、台湾が会場です。
参加国は台湾、アメリカ、ブラジル、韓国、日本です。珠算競技会には、幼稚園生から社会人まで総勢300人。
うち、日本からは11名が競技に参加しました。そろばん競技は数字ですから、言葉の壁はありません。
この大会はそろばんの腕を競い合うだけでなく、国際交流も目的のひとつとしています。
言葉はあまり通じなかったようですが、それでもそろばんを通して交流し、お友達をたくさんつくったようです。
国際珠算競技大会での読上暗算・読上算は、英語、中国語、ポルトガル語、韓国語、日本語と多彩です。
暗算競技のデモンストレーションもおこないました。
いろいろな国の人たちがそろばんを学んでいることを実感しました。
日程:2014年7月26日~7月30日
訪問先:中華民国 台南・彰化・台北・九份・十份
日本選手団:こもりやスクールの生徒さんを含め11人の小中高校生・一般、引率教師16名
羽田空港国際線ターミナルから出発しました。 こもりやスクールから4名の生徒さんが参加しました。みんなワクワクしていました。 |
3時間半ほどのフライトで台湾・松山空港に到着。はじめて飛行機に乗った生徒さんが多数いました。緊張している間に到着しちゃいました。 | 台北から台南までは、新幹線で移動しました。日本の新幹線と全く同じ車両ですが、外観はラッピング車両でした。 |
会場となる台南市私立南英商工職校です。 | 会場には参加国の国旗が飾られていて、国際大会!といった雰囲気です。 | 各国選手の入場行進後、競技会がはじまりした。「よーい始め」の合図はホイッスルです。そろばんの音だけが響きわたります。 |
選手に贈られるトロフィーとメダルです。金賞と銀賞があります。日本から各部門優勝者には、『兜トロフィー』が授与されました。 | 読上算・読上暗算は日本語・韓国語・英語・ポルトガル語・中国語で同じ問題が読み上げられます。 | 競技会終了後は、国際交流。各国生徒によるパフォーマンスです。日本は東京の冨貴そろばん塾のみなさんとこもりやスクールの生徒さんが花笠音頭・よさこいソーラン節・東京音頭を披露し、大好評でした。 |
『こいのぼり』や『うちわ』、踊りで使った『花笠』などを外国選手にプレゼント。大変喜ばれました。 | 台南市内観光にも行きました。これは台湾府城隍廟の赤い巨大そろばんです。死後の世界を管理する神様が、死者の生前の善悪を計算し、天に昇るか地獄に落ちるか算定する時に使用するそうです。人の善悪計算用そろばんです! | 九份にも観光にいきました。天気もよく、オリエンタルな街並を堪能しました。 |
千と千尋の神隠しの湯婆婆の屋敷のモデルとなったといわれている阿妹茶酒館です。 | 十份では、願い事を書いた天燈を空に飛ばしました。飛ばす場所は、実際に使われている線路の上です。 | 台北市内観光もいきました。こちらは商売の神様を祀ってある行天宮です。 |
あっというまの4泊5日でした。けがや病気もなく、元気に帰国しました。そろばんを通した国際交流は一生忘れられないものになるでしょう。写真は、九份で昼食をとったレストランからの景色です。 |